寮通信

第161回 「寮旅行」(2019/04/13 一橋大学3年 山路崇晃)

3月7日(木) 前日

当初旅行に参加予定だった寮生が2人食中毒でダウン。10人から8人に減った。新たに瀬藤が加わり合計9名での寮旅行となりました。

3月8日(金) 1日目

08:50 寮の玄関に集合。レンタカー屋さんまで徒歩で移動。

10:00 調布駅でレンタカーを2台借りて出発。浅野グループ(大保・田村・杉若・瀬藤)の車内は終始就活やビジネスの話で盛り上がっていた。林グループ(久保・山路・小西)の車内では湘南乃風、DA PUMP、大塚愛を爆音で流してモチベーションを高めていた。

11:00 吉野家で朝食。9人中5人がタダで食べられるじゃんけん大会が始まった。浅野さんはじゃんけん負けたにも関わらず鰻重を注文するという金持ちプレイを発揮。

13:30 浅野グループの車が先に箱根に到着。先ほど牛丼を食べたばかりにも関わらず、浅野グループはお蕎麦屋さんでしっかりと昼食を取った。

15:10 林グループがようやく箱根に到着。この大幅な遅れに関しては一説によるとすでにストロング500ml缶を開けていた山路がなぜか助手席を譲らなかったことが原因だと言われている。道案内する気がない一方で、自動車教習所の教官のまねをしながら「ここしばらくまっすぐね」とだけ伝えていたことによる右左折不可が到着を遅らせたようだ。吉野家でお腹がいっぱいであったためこちらのグループは昼食を取らなかった。

15:30 浅野・林両グループが合流した。宿に向かう。かなり広い部屋に通されて一行のテンションは上がった。林グループを待つ間に、浅野グループは缶酎ハイを買い込んでおり早速飲むことになった。宴会部長の大保がリーダーとなり場はかなり盛り上がった。全員すっかり出来上がってしまった。ちなみに彼は最近韓国語のコールを覚えたらしくそれも披露していた。流石。

16:30 一同は山路を部屋に残し卓球場へ。白熱したバトルが繰り広げられた。卓球でしばらく汗を流した。

18:00 晩御飯。バイキング。食欲にまみれた大学生。こうなることは分かっていた。バイキングから蟹を消滅させる男瀬藤。デザート全種類制覇する男田村。腹痛を訴える男浅野。浅野さんは一日通して流石に食べすぎ。料理としてはお寿司からステーキからなんでもありました。幸せの時間。

19:00 温泉。とくに面白いエピソードは無いですが、瀬藤と田村はサウナと水風呂の往復を繰り返すことでどんどんハイになっていました。この後の戦いに向けてしっかりと高めていたのだろうか。

19:30 ついに開戦。頂いていた一升瓶はしっかり冷蔵庫で冷やされており準備万端。良いお酒であるという罪悪感を持ちつつ、大学生にこんなお酒を持たせたらやることは一つしかないですね。

27:00 終戦。何があったかをここに書くことは誰もできないでしょう。コンプライアンスとかではなく、誰も記憶が無いのだから。申し訳ありません。手元に残っているのは大保がパンツ一丁でTTダンスを踊っているインスタグラムのストーリーだけ。ただ楽しい感覚は残っています。はい、1日目終了。あれ?ここ箱根だよね?????

 

3月9日(土) 2日目

08:45 起床。朝御飯を食べる。流石に誰の目にも光が無い。地獄の朝食。

11:00 観光へ出発

12:00 大涌谷に到着。ようやく箱根観光っぽくなってきた。ここは地獄かと思うような景色。一面の黄色がかった岩肌から卵の腐ったようなにおいのする煙がもくもくと立ち込める場所。山頂は強風だったため集合写真は全員髪の毛が空を舞っていた。ふもととは比べ物にならないくらい寒く、一同は真っ黒の温泉卵を食べてお土産を買うと速攻で山を下りた。

13:00 車のメンバーチェンジ。瀬藤グループ(山路・田村・杉若)と浅野グループ(林・久保・大保・小西)に分かれて御殿場のアウトレットへ。

14:30 御殿場プレミアムアウトレットに到着。マックで合流して昼食を取りそこから各自見たいブランドを見に行った。

17:30 それぞれ買いたいものを買った一行は帰途につきました

 

~感想~

とにかく疲れました。箱根観光と言うにはあまりにも不十分な内容ではありました。1日目の疲労からかもはや2日目の御殿場アウトレットはかなり歩くため苦痛でした。

寮旅行の意義を考えた時、それは卒業生との学生最後の思い出作りにあると思います。これを読んで下さった方が今年の寮旅行をどう感じるかは分からないですが、僕たち9人の中では思い出深いものになったことは間違いありません。何年後か何十年後かわからないですがいつか再会したときに大学生の時こんな馬鹿な事をやったなと振り返れる日が来ることを楽しみにしています。

最後になりましたが、浅野さん・林さん卒業おめでとうございます。仲良くしてくれてありがとうございました。