第44回 「大学、紹介」 (2015/5/17 東京大学1年 岸本侑悟 記)

こんにちは!今年度の新入寮生、岩出市出身・東京大学理科1類の岸本侑悟です。慣れぬ東京での慣れぬ寮生活ということで、入寮直後は朝起きた時に「知らない天井だ……」とか思ったものですが、約一ヶ月が経ちすっかり自分の部屋にも慣れてしまいました。 こんな感じです。↓

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さて寮長からも「寮のことにこだわらず自分自身の大学とかの話を書いて欲しい」と言われておりますし、中山も國學院紹介していましたので、ぼくもしようと思います。 京王線の国領駅から新宿方面へ向かい、明大前駅で乗り換え京王井の頭線の渋谷行で駒場東大前駅へというルートで登校。徒歩含め約40分。 寮の最寄・大学の最寄ともに各停しか止まらないのが面倒ですが、移動時間的には妥当なので和歌山から東大へ行こうと企んでいるそこのアナタには本寮をおすすめします。 では、その東大とは?一言で言えば……   「表の顔は知性と教養の学堂。裏の顔は奇人・変人・宇宙人の楽園。」 ……後半は冗談です。たぶん95%くらいはふつうの人です。 大半の人は世間が想像する東大生像とは違い、体育会系も、ゲーマーも、チャラ男も金髪もいます。 残念ながら女の子は少なく、理1だとその傾向が特に顕著です(それでもゼロというクラスは聞いたことないですけど)。理2・3はまだ少し多いようですけどね。いっぽう文3などでは女の子が10人以上いるクラスもあるらしいです。 東大では選んだ第2外国語によって高校までのようなクラスが設定され(といってもホームルームや担任の先生はないですが。ぼくは理科1類19組です)、サークルなどを除き友達は大部分がそこでできるので第2外国語が大学でできる友人のタイプを大きく左右します。 さて先ほどから理1や理2というワードが出てきていますが、このあたり学外の方から「よく分からない」という声を聞くのでご紹介しましょう。

東大では1、2年次は文科1類〜3類、理科1類〜3類の6つの科類に分かれており、一通りの大学教養を学んだ後、3・4年次に所属する専門の学部・学科を選びます。 概ね 文1=法学系。文系の日本最高峰。文1から法学部に行けばそこは霞ヶ関エリート街道です。 文2=経済系。ですがたまに経済ではない人もいたりします。 文3=文学系および教育系。教養学部に入るひとも一定数。 理1=物理や数学・化学などの理学系、工学系。 理2=生物などの理学系、農学系、薬学系。一握りの優秀な人は医学科にいけます。 理3=医学系。天才。精鋭。同じ東大生からも別格扱い、もしくは宇宙人扱い。 となっています。ただし理1→文学部や文3→工学部のようなイレギュラーな進学も自分の努力と意志次第では可能です。 自分の希望の学部学科に行けるかどうかは成績順で決まるため、成績が良くないと少人数の学科や人気の学科(理1でいえば理/物理、理/天文、工/航空宇宙工など)には行けません。 空に憧れて堀越二郎の後輩になりたいと思っても、怠ける人には風立たぬ。 …とにかく、以上のシステムは「進学振り分け」通称「進振り」と呼ばれていて、東大以外には北大の総合理系や東工大にも似た様なシステムがあります。 さてこのように前期課程と後期課程で分かれておりますが、それによりキャンパスも違います。1・2年と一部の3・4・院生は目黒区駒場、大半の3・4・院生は文京区本郷となっています。安田講堂や赤門や三四郎池などはすべて本郷キャンパスにあり、駒場には有名スポットは特にありません(笑)

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こんなところです。本郷よりも近代的な外観の建造物が多いです。写真に写っているレンガの建物は本郷の安田講堂に似ていますが、別物です。

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そして共にこの駒場へゆく教科書たちはこちら(↑) 案外教科書は少ないです。自分のプリントと黒板だけで講義する先生も多いので。
東大は周囲の人間が凄すぎて日々自分の至らなさを痛感させられる場所ではありますが、今学期をこの教科書たちとともに頑張っていきます。 拙い割に長い文章ではありますが、読んでくださった方ありがとうございます!

(2015/5/17 東京大学1年 岸本侑悟 記)

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